Top about this site Profile BBS Mail Link
トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




2008年11月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
back next

<< 日記index >>


トランペットの音域表

2008年11月2日 前編
コルネット?



先日、仕事をはやくあがることになり、あまり来ない地域なのでちょっと街を探索してみることにした。

すると、リサイクルショップハケーン!昔からリサイクルショップが大好きで見かけるとつい立ち寄ってしまふのです。

いろいろ店内を見て回ると楽器コーナーで足が止まる。やはりギターはいっぱいある。そこにトランペットと札の貼られたケースを見つけた。

無造作に棚の上に立てられたそのケースは地震が来たらすぐ倒れそうな感じであぶなかしい。このような店で管楽器を見つけることはめったになく興味を引かれる。

でも、トランペットのわりにはケースはやけに小さい。開けてみると本体も小さい。「ポケットトランペット?」とか思ったが、なにやら違う気も。

とにかく古い感じだ。全体が黒く変色していて錆の臭いがすごい(汗)。戦前のものだろうか?

刻印には”NIKKAN”との文字が。日管、確かYAMAHAの前身だったか、合併会社だったかそのような名前は聞いたことがある。

マウスピースもやけに小さい。全長も短い。「もしかして、コルネットではないのか・・・?」という疑念がわく。

今までコルネットに興味を持ったことはなかった。ましてや、手にとってみたことはない。ちょうど店員さんが後ろを通りかかったので聞いてみた。

「あの、これはもしかしてトランペットではなくコルネットじゃないんですか?」

「いやぁ、わたくし楽器のことはまったくわからないんで・・・コルネットなんですか?」

そりゃそうだ、わたしだってトランペットを始める前だったらトランペットとコルネットの違いなど判らなかっただろう。

おそらくこれはコルネットだろう。そんなとき「よかったら吹いてみてください。」と店員さんが奥から消毒ガーゼを持ってきてマウスピースを拭いてくれた。

大なり小なり数多の凹みもあり、全体も歪んでいて見た目ではまともに音がでるのかどうかという感じ。でも意外とピストンや抜差管は問題ないようだ。

ちょっと吹いてみた、デカイ・・・。マウスピースのカップはバック1Cぐらいだろうか?ロー領域ならカップの大きさにかかわらずだせるので「オーバー・ザ・レインボー」を吹いてみた。

太くて暖かい音がした。店内の鉄筋コンクリートの反響でナチュラルリバーブがかかっているようで気持ちいい。

店員さんもちゃんと音が出て驚いていたようだ。吹き終えると店内にいたお客さんから拍手をいただいてしまった(照)。お客に無関心だった店のおばさんも近づいてきてくれてやけに褒めてくれた。

エレキギターをいくらうまく弾いてもこのような空気にはならないだろう。老若男女受け入れてくれる音、これがブラスの魅力なのだろう。

コルネット、トランペッターなら1本ぐらい持っていてもいいだろう。おそらく新品では買わないだろうし、場所的にこの店にももう来ないだろう。これもめぐり合わせ。買ってみることにした。

まけてくれるとのことでお言葉に甘えることにした。
(^^)


〜後編につづく〜



2008年11月2日 後編
NIKKAN コルネット No.2



見た目はすごい錆だらけで真鍮のさびたにおいがぷんぷんする。はじめノーラッカーだと思っていたがどうやらラッカーが変色しているようだ。かなり前のものなのだろう。
持つと手もさびくさくなってしまふ。これではとても吹く気が失せてしまう・・・。なんとか綺麗にならないものか?

洗剤で丹念に洗ってポリッシュで磨いてみたがほとんど変化なし(-"-;)。「さび・・・。あ、さびとりで磨いてみたらいいかも!」と思いついた。

さっそく磨いてみると、
おもしろいぐらいに落ちるっす(^o^)。もちろん研磨剤なのでそれなりのファインスクラッチが付いてしまうのだがさびまみれよりはまし!
数日かけてこのぐらいまでキレイになった。これぐらいならOKでしょう。飴色のラッカー部は金色によみがえった。さびくささは完全にはなくならないが前よりまし。

ピストンバルブのタンポが糸でできていたためいつの間にか崩れてしまっていたのでフェルトで即席に作ってみた。
しかし、この楽器はいったいどれぐらいの価値のものなのだろう。刻印は”NIKKAN TOKYO”としか打たれてない。ピストンバルブ部に”NO.2”とあるがもしかしてこれが手がかりなのだろうか?

ネットで探してみたらNikkanのコルネットNO.2と言う機種でスチューデントモデルらしい。作られた年代は昭和30年代のようだ。そうか戦前のものではなかったようだ。

現在でいうところのYCR-2330に近いものなのかな?
一応、ニッカン製のマウスピースは2本付いていた。どちらも17mmぐらい。メッキはほとんど残ってなく吹くとさびくさい・・・

トランペット用は5mmぐらいしか入らないが音は出る。フリューゲル用は息抜けがすごくまともな演奏が難しい。

やはりコルネット用のマウスピースを探さないといけないんでしょうか・・・(- -;)





2008年11月8日
ポケットトランペット J.Michael TR-400PSL



今日は用事があり出かけ、帰りにふらりと楽器屋に立ち寄った。管楽器コーナーを覗くと中古のポケットトランペットなるものが。

J.Michaelというよく目にする低価格で有名なメーカーだ。 ショーケースの上には同じ機種の新品も置いてあった。見た目は新品同様だ。

しかし、ピストンのボタンが中古の方はメタルボタンで新品の方はシェル風ボタンで何故か違っていた。

ポケットトランペットはそりゃあ興味はあったが新品で購入するぐらいではなかった。なにかよい評判を聞かないもので。でも1万円ぐらいなら買ってみてもいい範囲とも思えた。

ちょっと試奏をさせてもらうことに。ふらりと立ち寄ったものでMYマッピは持ってきてなかったので付属のもので。

驚いた、けっこういい!

小さくて持ち方が慣れないが音はトランペットそのもの。しかも、思ってたより音色もいい。

ピストンの感触もメタルボタンのおかげでRV-GBとのギャップは小さくてさらに自分に好都合。

試しに新品のシェル風のも押させてもらったがやはりシェル風で軽く感じる。中古の方が自分向け、これは買いだ!

と、言った感じで買ってしまいました。本当に楽器に関しては財布の紐が緩い自分・・・(汗)

でもこういう出会いのタイミングは大事。後で「買っておけばよかった・・・」と言うことは人生で多々あるからこういうときは買ってみる。これも大人買いっす。



J.MichaelのTR-400PSL、イエローブラス&銀メッキ。


イエローブラスベル&銀メッキのTpは結構興味があった。この組み合わせは普及版モデルにも多いがBachの180ML SPなど高級なプロモデルでも多くみられる。
新品の方はシェル風でこちらはメタルのボタン。その理由は良くわからない。でも、XO慣れしている自分にとっては購入の大きな決定打になった。

XOのメタルボタンよりは軽いがそれでもシェル風のものより違和感は少なく、2nd楽器として十分使えそう。
今まで疑問だったチューニングスライド管。ちゃんとあるんですね。管の内側も美品状態。ほとんど使用されない状態で売られたよう。
通常のトランペットと比べると全長は半分ぐらい。これで同じ音域を鳴らせるなんて不思議な感じ(管の長さは同じなんですけどね)。
付属のマウスピースは刻印無しで口径も定かではないが意外と悪くない。Bachでいう7Cぐらいだろうが、これは掘り出し物かも?





2008年11月16日
モロJAZZ風吹き比べ



そろそろ吹き比べ録音をしてみようと久々にスタジオへ予約の電話したら今日は夜中まで空きがないらしく断念。

なんだか今日中に録りたい気分。仕方ないので禁断の自宅録音を断行することに(゚ロ゚;)。近隣の迷惑を考え15分以内で終わらせなければ!

今日の課題曲は吹いていてなんとなく形になった私がウォーミングアップに良く使っているビバップ風フレーズです(短めにしてあります)。

そろそろ本格的なJazzの楽曲も作ってみたいと思い練習がてらに伴奏をつけてみました。枯葉のコード進行と一緒かなと思ったら微妙に違ってました(^^;)。

演奏は"ini-T MUSIC SKY BAND"でお送りします。
課題曲:モロJAZZ風練習曲


Schilke10A4a & XO RV-GB

現時点でメインのマウスピース。

Schilke10B4 & XO RV-GB

さて、Schilke10B4。

なんというか、普通といった感じでYAMAHAやBachとそんな違いはないかも。やはり"a"はシルキーでも特別なのだと思った。深い分10A4aよりだいぶ音程は取りやすくなる。

Schilke9F4 & XO RV-GB

細すぎてトランペット用シャンクに合わずセロハンテープを巻いて装着。深いVカップゆえものすごくマイルドな音色、フリューゲルぽっくなって結構いい感じ!

モノホンのフリューゲルであったならさらにメロウなサウンドになるんだろうなぁ。ああ、やっぱりフリューゲル欲っすいなぁ。

J.Michael TR-400PSL

うわさのポケトラ。付属のマウスピースで録音。音は悪くないと思うがピストンの戻りが悪くなることが・・・そのため想定以上に時間がかかってしまい予定時間を大幅に超えてしまった(汗)。まあ使っていればなんとかなるさ!?

チーチーソング & Schilke10A4a & XO RV-GB

おまけで録音してみました。チーチーソング装着であれば自宅でも気兼ねなく吹けるんですけどね。防音室があったらなぁ。防音室ってべらぼうに高いっすよねぇ。その辺に落ちてないかなぁ・・・(落ちてても運べないけど^^;)


録音日:2008年11月16日
演奏:ini-T MUSIC SKY BAND
(トランペット以外の音源はYAMAHA MOTIF-RACK)

トランペットをはじめて1年半、ようやくジャズ語法に慣れてきた感じがします(まだまだ未熟ですが)。

やっぱJazzはたまらんスね。さ〜で、練習頑張んべ。(東北弁)




2008年11月29日
前回録音を振り返って



前回の録音を振り返って思ったことをあらためて書いてみようと思います。

録音を聴くと10B4も9F4も悪くない、というか音色は10A4aよりコンボ・ジャズに向いてるとも思ったりする。

10B4ぐらいの深さだとクリフォード・ブラウンやリー・モーガン、9F4ぐらいだとウィントン・マルサリスのサウンドに近づけるような気もする(気がするだけですので怒らないでください^^;)。

10A4aは音程のコントロール(自由さではなく正確さ)が難しいし、サウンドはコンボよりビッグバンド向けな気もする。だけど最も吹きやすいのである。

録音を聴くとあんまり変わらないような気もされると思うが吹いている時の感触はまるで違う。10A4aは軽くあまり気張らなくて済む。

とにかく、「出したいと思っている音が他のマウスピースより楽に出せるようになった」ということが私にとって大きい。

ピアノやギターは押さえればすぐ音が出るので、すぐにいろんな曲を練習できる。トランペットはその前に音自体を楽に出せるようになるための段階でかなりの時間を取られてしまう。

以前、大口径を使っていた頃は練習といえば音を鳴らせるようになることを重点にやっていた。フレーズの練習は後回し。まず音が出ないとフレーズも吹けない。

たまに音符の数が多いビバップフレーズなどチャレンジしてみても完奏する前にバテてしまい最後までたどり着くことは本当に困難だった。

それでも、練習を重ねていけば大口径でもいつか唇が鍛え上げられて楽に音が出せるようになる日が来るに違いないと信じていたときもあった。

しかし、Schilke10A4aに出会ってそんな日がいきなり来てしまったのである。正直、びっくりしたと同時に戸惑ったことを今も忘れない。

おかげでいろんな練習曲にとりかかることが出来るようになった。かなり高い音が使われている曲でもゆっくり音を確認しながら練習できる。以前では考えられなかったことだ。

あとはアンブシュアがかなり矯正された気がする。10A4aはそのカップの浅さゆえ唇の無駄な動きが許されない。

普段は10A4aばかり使っているのだがほかのカップでも問題なく吹くことができた。浅いカップを使うことはアンブシュア形成にけっこう良い効果をあたえるのかもしれない(人にもよるとは思いますが)。

録音を聴くと音色的にいずれ深いカップに移行すべきかもとは少し思ったりする。しかし、まだまだ練習の必要がある今現在は10A4aを使うメリットが大きいし、吹き心地がやはりいいので当分使い続けるつもりである。

トランペットを始めるのがあまりにも遅かったわたしにとってSchilke10A4aは急ピッチでその遅れを取り戻してくれる夢のターボエンジンみたいなマウスピースなのです。(例えが古っ・・・^^;)







BACK   <<    2008-11   >>   NEXT
inserted by FC2 system