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トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




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トランペットの音域表


2009年5月10日
YAMAHA JAPAN 7D4d



先日、ネットで小さくて深いマウスピースを探していたら中古で"YAMAHA JAPAN 7D4d"と言うマウスピースを見つけた。

これはコルネット用のマウスピース。そろそろ、ニッカンNO.2用のマウスピースも欲しいと思ってたところ。お値段も1,500円とお求め安い価格。

ショートコルネット用らしいがおそらくNO.2にも使えるだろうと思い注文してみた。

YAMAHA JAPAN 7D4d
リム内径 16.24mm
カップの深さはBachでいうBカップぐらいか。見た感じも小さくて深いマウスピース。しかし、小さいのはカップだけではなくて全体も・・・??
全長は5.6cmぐらいでNO.2やSchilke9F4よりもさらに短い。シャンクもかなり細い。

コルネットにはショートとロングの2種類あるのは知っていた。Nikkan NO.2はなんだか一般のコルネットより小さいように思っていた。だからショート・コルネットだろうと勝手に思っていた。

いや〜ショート・コルネットってもっと小さいといういうことか(小さいと言うより細い?)。その一方、スロートはかなり太い。カタログをみると4.10mm。フリューゲル用のSchilke9F4と同じぐらいだ。

ロング・コルネットはトランペットと同じ3.66mmぐらいが主流みたいだ。全長が短くて太いスロートを使うショート・コルネット、コルネットについてまだまだ勉強が足りないようですな。
NO.2にはめてみるとYAMAHA 7D4dはズッポリ。しかし、ピッタリといえばピッタリ(^ ^;)。

一方、Schilke9F4は9mmほどしか入らない・・・でも、吹けないことも無い。(トランペット用は5mmほどしか入らなくちょっとキビシい。)

次回、これらのマウスピースで吹き比べをしてみようと思います。





2009年5月17日
コルネットで吹き比べ



今日はスタジオに入り録音してまいりました。
本日の課題曲はジャズワルツの超有名なスタンダードナンバー"W.Y.W.U.A.S."。

コルネットのウォーミィーさを引き出すには良いかなと思ったのですが、録音を聴くとと結構トランペットに近くなりますねぇ。吹いているときはもう少しウォーミィーな気がするんだけどなぁ。

演奏は”ini-T MUSIC SKY BAND”でお送りします。(今回もコルネット以外の音源はMOTIF-RACKです。)

課題曲:有名なジャズワルツ"W.Y.W.U.A.S."



Nikkan NO.2

付属のマウスピースNO.2。当初はかなり大きいと感じたが実はジャルディネリ7Mより若干大きいぐらいでバック1Cまではいかず3Cぐらいかも。唇感覚16.7mmぐらいか?しかし、大きいことには変わりはない。

他の2本に比べればプリプリ感があり、これがNO.2の本来のサウンドなのかと思わせる。悪くない。

このマウスピースのスロート直線部は長めだ。そういえば外見はJET TONEっぽい。ちょっとは意識しているのだろうか?

メロフォンという楽器がある。これは見た目はホルン風だがバルブはロータリー式ではなくピストン式でマウスピースはホルンより浅いそうだ。吹奏感はホルンよりトランペット寄りらしい(ピストン操作も右手が主流)。

ニッカンにもメロフォンはある。たしか、そのマウスピースもこんな形状だった気がする。実は同じものだったりして??JET TONEではなくホルンを意識しているのか?このマウスピースでホルンは吹けるのだろうか?興味は湧くばかり。
 

YAMAHA JAPAN 7D4d

小さくて深いマウスピース。カタログ的には16.24mm
ではあるが口に当てた感触はEM1より小さいぐらいだ。これもジャストフィット感がある。

やはり、口に当てた”大きさ”というのはカップの大きさではなくリムの形状によるのだと確信できる。

口径は小さいがNO.2より深い分マイルドなサウンドになる。スロート径が太いので抵抗はかなり軽くなる。でもズッポリな分、やはりピッチは高めになる。
 

Schilke9F4

やはりフリューゲル用マウスピース、他の2本よりかなりマイルドなサウンドに。

しかし、シャンクにほとんど差し込めないため全長が長くなりピッチはかなり低くなる。調整するのにかなりの苦労。やはり実用的ではないのか?
 


使用楽器:Nikkan Cornet NO.2
演奏時間:35秒
録音日:2009年5月17日
演奏:ini-T MUSIC SKY BAND
感想としてはコルネットはトランペットとは似て異なるものだと再認識しました。吹奏感がまるで違うので曲ごとにトランペットと持ち変えるのは厳しいなぁと思いもした(コルネットだけ吹くと決め込めば問題は無し)。

でも、サウンドは興味深いものがありますね。サッチモ少年が初めて手にした楽器は中古のコルネット。1900年代前半はトランペットよりコルネットの方が主流の時代。なにか楽器の歴史に触れたような考え深いものがありますねぇ。

小さくて深いマウスピースYAMAHA 7D4d、結構いいかもしれない。もうちょっと様子見たし。





2009年5月27日
これが粘膜奏法・・・?



ようやく”小口径マウスピース”というものを理解できたような気がする。まとめたし。

YAMAHA 7D4dは吹き始めは口にジャストフィット感があり、深いながらも高音はハイ・ファぐらいまで出せたりした。しかし、時間が経つにつれ何故かハイ領域は出にくくなってくる??

ついには何か壁でも出来たかのようにまったく出なくなってしまう・・・。それでも、強引に鳴らそうとするとプゥ〜という芯の無い、いかにも力ずくで出しましたという音が・・・

おそらくこれこそ、”粘膜奏法”といわれるものだろうと思われる。

以前、”中川善弘ウェブサイト”で氏が指摘されていた、「小さいマウスピースは粘膜奏法になりやすい。だから大きめなものを使うべきだ。」というトピックを思い出した。(詳しくは氏のサイトで確認されたし。)

そのときはよく分からなかったが今回のことでよく理解できた。

7D4dで吹いていると吹き始めはぴったりしていい感じがするが調子に乗ってハイトーンばかり吹いていると途端に音が止まってしまう。そうなるとその後はもう高音はまったく出なくなってしまう(唇表面が振動することをやめてしまうような感じ)。

しかし、それでも強引に鳴らそうとすると本来振動する唇の外側(真ん中?)の部分ではなく内側の方が剥き出てきて振動するようなイメージ。

そう、この現象はSchilke6A4aでも似たようなことが起きていた。そのときはカップが小さいせいなのか浅いせいなのか判断できなかった。

今回、小さくて深いカップを使ってようやくはっきり悟った。”小さいカップを使えば誰でも高音が楽に鳴らせるわけではない”ということだ。

唇が高音域を十分演奏可能な振動をするには最低限にそれなりの大きさが必要なのだと思える。私にとってYAMAHA 7D4dもSchilke6A4aも小さすぎるのであろう。

Schilke10A4aではそのような現象はまず起きたことがない。意外にもSchilke9F4も音が止まるようなことはない(ものすごく深いカップであるが今ではハイ・ミまで出せるようになった)。

そうすると、私にとってはSchilke9F4が使用可能な一番小さいカップなのかもしれない。


もう少し書きたいことがあるのですが続きはまた日を改めて。


ちなみにXO RV-GBにYAMAHA 7D4dを装着するとこのような感じ(スッポリ ^ ^;)。でも、吹けないことはない。こうなるとシャンクの長さはあまり関係ないのかな・・・




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