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トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




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トランペットの音域表


2010年7月4日
新たなるマッピ筋



Bach3Cを使うようになって早半年。唇とのシンクロ率はもう100%に達したといってもいい。そして、感じるのはBach3C用のマッピ筋が形成されてしまっているのだろうということ。

Schilke10A4aを使っていた頃はマウスピースは唇にあまり押し付けないのが理想と思っていました。半年前Bach3Cを吹くときは10A4aと同じ感じで軽く乗せる感じ。

Bach3Cのみを使うようになって一時期吹き方をまったく見失ったことがありました。どうしてもあの軽く吹く感じが再現できず、来る日も来る日もアンブシュアの試行錯誤・・・

そして、ようやくスランプを乗り越えた頃にそれまでとはだいぶ吹き方が変わってしまったのがわかった。吹くとき、唇の両端とその下の方に力をかけているのが認識できる。

そう、これこそBach3C用の新たなるマッピ筋

あの吹き方を見失った時期はSchilke10A4a用のマッピ筋からBach3C用へのマッピ筋形成の過度期だったのかもしれない。

流用できた10A4a用のマッピ筋。10A4a(10B4)を使うことをやめたためBach3Cを使用するのに最適な唇の筋肉の構築が新規に開始された。

どんどん衰退していく10A4a(10B4)用マッピ筋。徐々に構築されゆくBach3C用マッピ筋。その間、確固たるマッピ筋がなく音の出し方を見失った、感じか?

今ではBach3Cを吹くとき、顎に少々力を入れマウスピースは若干唇にめり込ませているような感じ。けっして押し付けているのではなく、めり込ませている感じ。(どんな感じだ?^^;)

練習後は以前より唇に深目にマウスピースの跡が残るようになりました。

この”めり込ませ”によってマウスピースが固定され音を出すとき安定感が得られている、というような感覚。そして、この感覚によりそのとき安心して出せる音域も伝わってくるような気がするのです。

前回のトランペット四重奏は演奏時間は1分16秒ですが、実際には2時間休憩無しで録音作業をしていました。

良い録音を残そうと何テイクも録ります。スタジオを借りるとき今は3時間で予約してます。録音作業とはキリの無いものでやはり2時間では短い。(実力不足が一番の理由なんですがねf^^;)

とにかくお金を払って借りている以上なんとかしてその時間内で完成させないといけない。休んでいる時間がもったいないのです。

トランペットを始めた頃は数分吹いたら休憩をとらずにはいられませんでした。

今は”そのとき安心して出せる音域”以内であれば数時間吹き続けても吹けなくなる状態には陥らないという感覚です。(唇より楽器を持っている左手の方が疲れてくるので少し休めたりしますが)

トランペット四重奏のときはハイ・ドまでは大丈夫だろうと思ってました。4thから録り始め、3rd、2nd、最後に1st。

トランペットだけという狭い音域に4声を納めるため1stはラスト以外はすべてミドル領域でピッコロ・トランペットに担当してもらってもいい音域(笑)。それでも、バテることなく演奏できました。

5月23日のアドリブのときはハイ・ド#までは出せるという確信がありました。あの時も2時間ぐらい吹きっぱなしでした。

しかし、本当に不思議な気分。以前は合わないと烙印を押したはずのBach3Cが今ではこんなに相性がよくなるなんて。

でも、今のところ実際の演奏で使えるのはぎりぎりハイ・ミぐらいまで。

音色も輝かしい感じ(自分には眩しいぐらい)で吹き込むと空気の密度が濃くなったりするような音になったり。クラシックをやるなら正にもってこいなんでしょうな。(JAZZに向いていないという意味ではないんですが)

このBach3Cと同じリム形状で「もう少し浅いカップだったら?」とか「スロート径がもっと広かったら?」とか思ってしまうのですねぇ。人間というのは貪欲なもので・・・

もっとアンブッシュアを探求すれば解決できるのか?とりあえず今後もBach3Cで練習を続けようと思います。

いや〜もう7月ですね、早っ。今日は暑いっすね〜
昼からビールがうまし!(^^;)オイオイ







2010年7月17日
Bossa Nova



関東地方梅雨明け宣言!今日はカラリと暑かったっすね〜。いよいよ夏まっしぐら!!

暑いといえば南米ブラジル。ブラジルといえばボサ・ノヴァ(強引な結びつけ^^;)。ボサ・ノヴァってかっちょいいサウンドですよね。

1950年代にジャズがブラジルに渡った際、ジャズと現地のサンバなどの民族音楽、そして西洋のクラシカル音楽的要素なども融合させてクールで高度で都会的な香りのする新しいジャンルとして生み出された音楽。

以前からトランペットとギターとの相性はどういう感じか試してみたいと思ってました。そこでボサ・ノヴァをトランペットとギターのDuoでやってみることに。

課題曲はボサ・ノヴァの巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「Felicidade(フェリシダージ)」。ボサ・ノヴァというと「イパネマの娘」が超有名な曲ですが「フェリシダージ」は男っぽいクールさがあり好きなんですよねぇ。
課題曲

Felicidade


演奏時間:2分6秒
録音日:2010年6月27日
ミックスダウン日:2010年7月17日

演奏:ini-T MUSIC SKY BAND
今回参加メンバー
Trumpet
使用楽器:XO RV-GB
使用マウスピース:Bach3C
使用マイク:SHURE SM58

Guitar
使用楽器:History HCG-60
使用アンプ:LINE6 POD xt Live
スタジオに入るまでにギターのアレンジが間に合わず打ち込みの伴奏でとりあえず録音。トランペットは特に難しいところが無かったので数テイクで録り終えたのですが、ギターが思った以上に大変でした(汗)。

トランペットの録音に合わせる感じでバッキング・パターンやユニゾン箇所など決めるのに一週間。録音はテンポが合ってないやらベースが小さいやら内声が弱いとか4時間ぐらいかかりました。(xox)

ギターは自宅で録れるので時間制限が無く助かります。トランペットもこういう感じで録音作業できたらなぁ。録り直ししたいと思わなかったことがない(笑)。

昔はギターはギラギラに歪ませたハードロック・サウンドが好きだったのに、30歳を越えた頃からこういうアコースティク・サウンドの方に魅力を感じるようになっていったんですよねぇ。

それでJazzを聴くようになり、そしてアコースティクで感情表現豊かな管楽器のトランペットの音に素直に惹かれてしまったのかもしれません。

RV-GBとHCG-60の2ショット。
HCG-60を録音に使ったのは恐らく10年ぶり。今回の録音のために弦を張り替えたが恐らく8年ぶり・・・(^^;)



2010年7月24日
輝かしい音色



前回の「フェリシダージ」を録音したのは先月の下旬でした。なぜ、ミックスダウンするのにそんなに日にちが経ってしまったかというと色々と思うところがありまして・・・

あの日、無難に録り終え家に帰ってから録音したものを聴いてみたら久々にヘコみました・・・

演奏自体もあまり引き締まってないというのももちろんあるのですがf(^^;)、Bach3Cの音色が自分が出したいものとぜんぜん違っていたのです。

前々から口径が大きくそれなりに深さのあるカップはもっとダークな音色になるものだと思ってました。しかし、Bach3Cは想像以上にトレブルが利いているような感じ。

半年前の使い始めた頃はとにかく唇の状態がまだ馴染んでないからチリチリとノイズが出ているのかなと思っていました。時間が経てばもう少しダークな音色になってくるに違いないと思っていた。

しかし、スランプに陥りそれを乗り越えた頃、さらにトレブルがキラキラしている。まだまだ馴染んでないだけ、時間が経てば・・・

そこで、県民会館大ホールほどのシュミレーションと称して自分の欲しい音色に近づけるためにイコライザーで強めにトレブル音域を絞ったりしてました。

それで、前回の録音を聴いたらますます輝かしい感じになっていて・・・使い続けて半年ようやく悟りました、Bach3Cとはこういう音色なのだと。

最近はウィントン・マルサリスのダークなサウンドを多く聴いていて自分もあんな音を出せたらいいなぁとか思っていたのです。

でも、バックのCカップとは本来輝かしいサウンドなのです。ウィントン・マルサリスに近づけたいのならBカップ以上の深いものを使わないといけない。

そんなことはだいぶ前から知っていた。しかし、ここまでBach3Cが輝かしいサウンドだとは知らなかった。それはもうかなり予想GAY(@@;)。(古っ、^^;)

他のマウスピースを探すべきかとかも考えたりした。でも、なんだか今すぐにそうしたいという気にはならない。やはり、今時点でここまで相性が良く信頼できるマウスピースはないのです。

あれから、ある程度日が経って6月27日の録音を聴いてみると自分の中ではトレブルがキツ過ぎてひどい音色だと思っていたのがそこまでひどくないかもと感じるようになりました。

これこそがBach3Cの本来のサウンドでBach3Cを使うのならこの音色を念頭にサウンドメイクしていけばいいだけと割り切れるようになりました。

そこでボツにしようかと思ったはずの6月27日の録音をちゃんと仕上げてみようと思ったわけです。一番パリパリしているテイクを使ってみました。今回イコライザーもトレブルはそんなに絞ってません。

クラシック向けだと思われるBach3C。しかし、意外とフレディ・ハバードやクリフォード・ブラウンのようなワイルドな音色に近づけるのではと思ったり。

もちろん、このままBach3Cを使い続けるのかはわからない。でも、このサウンドを受け入れてこそまた何か見えてきそうな気がします。








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