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トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




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トランペットの音域表


2010年11月8日
12Keyでのアドリブに挑戦!



昨日、半年ぶりにアドリブを録音してみました。
(そんなに経っていたなんて。f(^^;))

今回の課題曲はイメトレの成果を試すべくマイナーコードで12のキーを半音づつ上がっていく曲でアドリブをするというものです。

各コードで使っているスケールはすべてドリアン・スケールのみです。ドリアンはこういう怪しげで終息感を与えない音空間をかもし出すのに適したスケールですね。

はじめB♭m7から始まり、4小節づつ半音上のコードに渡り歩き最後にAm7で終わる。
(inB♭ではCm7から始まり、Bm7まで)

コード進行は実音で、
B♭m7→Bm7→Cm7→D♭m7→
Dm7→E♭m7→Em7→Fm7→
F#m7→Gm7→A♭m7→Am7です。
(※はじめのB♭m7はイントロ部を含め8小節です)
課題曲:12Keyでのアドリブに挑戦!


使用楽器:XO RV-GB with Chi-Chi-Song
使用マウスピース:Bach 3C
使用マイク:自作マイク”For Chi-Chi”

演奏時間:2分42秒
録音形式:ステレオmp3
録音日:2010年11月7日

演奏:ini-T MUSIC SYK BAND
(トランペット以外の音源はYAMAHA MOTIF-RACK)
じつは、この録音はTake10目です(汗)。途中で一音でも外したら録り直し。最後までようやくたどり着いた録音です。

さすがに4小節ごとに半音づつひたすら上がっていくとなるとフレーズに没頭するあまり途中で「次何調だっけ?つなぎは、えぇと?」と見失う場面も・・・演奏中はホントに脳トレ状態ですな(^^;)。

トランペット脳で考えられるようになったとはいえ、完璧な演奏にはまだまだ程遠い。まだまだ修行が足りないのでありもす・・・(-"-;)

今回の録音では半音ずつ調が上がっていくのに音域的には1オクターブ半ぐらいしか使っていません。限られた音域でもすべての調をつなぎ方次第でもっていけないことはないということですね。

トランペットを始めた頃は、トランペットの演奏で使うキーはきっと数種類しかなく、全部のキーを同じ様に扱うことはないのだろうと思っていた。しかし、今ならそうではなかったのだとわかります。

なかなかミュートを取っての練習はできませぬがイメトレでもそれなりに成果は出せると思って日々精進し参りたいと思うでありもす!







2010年11月14日
Kind of Blue



そろそろ、マイルスのあの偉業について自分なりに書いてみたいと思います。

マイルス・デイヴィスの「Kind of Blue」というアルバム、ご存知の方も多いかと思います。1959年に発表された録音。

このアルバムは発表された当時、全世界のミュージシャン達に衝撃をあたえ、そして現在でもマスターピースと賞賛されています。

何が凄いかと言うと、いわゆる”モード(教会旋法)”という発想を使って即興演奏がされていること。

1940年代以降、ジャズの演奏スタイルは派手な即興演奏を見せ場としていた”ビー・バップ(BeBap)”
が主流の時代。若き頃、マイルスもチャーリー・パーカーのバンドに入り”ビバップ”で腕を磨いていった。

(”BeBap”は日本人的に”ビー・バップ”より”ビバップ”の方が言いやすいので当サイトではこう呼ばせてもらいます)

しかし、どんどんアップテンポで複雑になってく傾向のあったこの演奏スタイルに限界を感じていったのでしょう。このまま続けていったら自身が壊れてしまう恐怖もあったのかも知れません。

(晩年のバードは・・・T T(晩年と言っても今の私より若いのですが・・・))

そこで、”複雑で難解なフレーズ”ではなく”シンプルで洗練されたフレーズ”を演奏する方法を確立するべく模索し始めていったのです。

ビバップを洗練された音で演奏するクール・ジャズ。ビバップをよりメロディー重視にしたハード・バップ。そして、あのモード・ジャズへとたどり着く。

それまでの即興演奏ではフレーズはコード・トーン(トライアドとテンション・ノート)に基づいて考え出されるのが当たり前でした。

しかし、この”モード奏法”というのは簡単に言えば、
「スケールを奏でることでコード(和音)と同じような音空間を作り出すことができる」といえるもの。

(さらに解釈を広げると、使うスケール次第でコードの機能すらも変化させることができるといえるもの。)

この「Kind of Blue」を録音する際、「その音だけ使って演奏してくれ」とマイルスがバンドメンバーに渡した楽譜にはコードもなくところどころにただ7つの音符が書いてあるだけだったそうです。

例えば、このアルバムの一曲目の”So What”という曲では始めの16小節は「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」、次の8小節は「♭ミ・ファ・♭ソ・♭ラ・♭シ・ド・♭レ」、次の8小節は「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」という具合に。

(あえてコードをつければDm7とE♭m7でそれぞれ
”Dドリアン・スケール”、”E♭ドリアン・スケール”で演奏していると解釈できます。この曲は音楽理論的には、たった1つのコードだけで演奏されていることになります。)

「スケールで音空間を作り出す」、この発想のおかげでそれまでコード・トーンに縛られていたジャズのみにあらず、あらゆるジャンルのミュージシャンが開放され楽になったのです。

一人のトランペッターが世界の多くのミュージシャン達に大きな影響を与えたのでした。凄いことですよね!

私は大学生の頃、ギターでアドリブをする方法を模索しているときにこの”モード奏法”を知りました。そのときは本当に世界が広がったというか解き放たれた感覚がありました。

マイルスはホントに偉大なトランペッターですな!

マイルスのことはまだまだ書きたいことがありますがまたいつかの機会に。



「Kind of Blue」
もちろん、私も持っていますよ!



2010年11月28日
試しにBach1C



Bach3Cを使い始めてもう一年近く経つ。(もうそんなに経った?早っ!@@;)

なんだかんだ言って、少し迷いもあるも特に不都合がないので他のものを今すぐ試そうという気持ちはない。

でも最近、「若干小さい気もする」という感覚も芽生えてきたような。

そこで久々にBach1Cを箱から出して吹いてみた。そうすると、えっなんか吹きやすい?!

ハイ・ミぐらいまで楽に出せた。「もしかして変革の時か?!」と思った矢先、すぐに高音はみるみる出しにくくなりミドル・ソすらキビしくなる始末・・・

やっぱり、このマウスピースは自分には合わないようです・・・

やはり、この”小さく感じる感覚”があるからこそ”踏ん張れる”という感覚も得られるのかもしれない。

”大きくも感じるが小さくも感じる”この微妙な感覚。このバランス具合が難しいところ。いまだに明確なラインを自分では引けない。でも、こういう感じが妥当なのかもしれない。(まだ解らない)

近頃は以前には絶対ムリと思っていたBach3Cでのダブルハイ・ドも一度出せたせいか、今ではかなり当たるようになってきました(もちろん使える音ではありませんが)。

そして、その高音の試みをした後でも何事もなかったように普通に吹ける。Bach1Cでは高音の試みの後は全体的にまともに吹きにくくなる。

自分にとってBach3Cは相性がいいのは確かなよう。でも、このままBach3Cでいいのかという自問自答も拭い切れない。う〜ん。(-"-;)






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