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トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




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トランペットの音域表


2010年12月11日
抵抗感



今日、なんだか久々にスライド・トランペットを吹いてみたくなって引っ張り出して吹いてみました。

う〜ん、やはり抵抗が少なすぎて吹きにくい・・・

私はXO RV-GBを購入してからメイン楽器を他のものに乗り換えようかとか考えたことはありません。

その理由は、この楽器が音色や操作性などすべてにおいて絶対的に他の楽器に勝っている、とか思っている訳ではありません。

他のトランペットを試したくない一番の理由は楽器を吹いたときの”抵抗感の違い”というものがあるからです。

トランペットという楽器にとってこの”抵抗感の違い”
は些細なことではないと思うのです。その抵抗感によって出したい音の高さに必要な息の量とか速さが微妙に違うはず。

おそらくXO RV-GBはBachやYAMAHAに比べたら抵抗は少ない。以前、楽器屋でBach180ML37を吹いているクラシック系の方にこのRV-GBを吹いてもらったら首を振りながら「全然ダメ、これよりバックを使った方がいい」と勧められたことがあった。
(ケツコウ、ショッキングナ・・・)

やはり、クラシカルで普段BachやYAMAHAを使っている人がXOのRVを吹いてみると吹奏感もピストンの感覚もまるで違うだろうし、正統派なトランペットらしくないと感じるのかもしれませんね。

BachやYAMAHAを使っている人がXOに乗り換えようとするときそれはけっこう大きなアドベンチャーでしょうな。私ですらYAMAHA-4335Gを使っていたときにXO RV-GBを試奏したときは息の通り具合に大きな違いを感じました(私的には魅力的な違いでした)。

ギターという楽器は材質、ピックアップがシングル・コイルかハムバッカー(シングル・コイルが2つ並んでいるもの)という種類、またその位置次第でかなりサウンドが変わってしまう。曲ごとに音色を変えるため何本も持ち替えたりするプレーヤーも多くいる。

ギターだって楽器ごとにネックの太さや弦のテンションなどにより、けっこう弾いたときの感覚は違ったりする。しかし、曲ごとに持ち替えての演奏はまず可能。

でも、トランペットではリスクを大きくしてまで音色の違いを求めて曲ごとに楽器を変えるプレーヤーは少ないのではと思います。

目隠しをして段差20cmの階段を昇ったり下がったりしていれば最初は歩きにくくてもそのうち慣れてくるでしょう。それが突然段差15cmや25cmにされると感覚が狂って慣れるのにまたしばらくかかる。

トランペットの楽器ごとに感じる抵抗感の差はそれに近いものがあるのではないか?自由に走り回りたいとき、何種類もの段差がある階段よりいつも同じ段差である方が走りやすいに決まっている。

やはり自分的には、これ一本というトランペットを使った方がブレスの感覚、イメージなど楽器とのシンクロ率が高まると思っています。(とくに高音の方)

BachやYAMAHAだけではなくシルキーやモネットなどの楽器を試奏でもさせてもらえばその音に惚れてしまうかもしれない。そして、欲しくなってしまうかもしれない。そして、買ってしまうかもしれない。そして、それがメインの楽器になってしまうかもしれない。

そうすると、きっとXO RV-GBはほとんど吹かなくなってしまうだろうと推測できる。

管楽器というものは手入れが大変。ギターはちょっと弾いたら次のもの弾いて、また違うのを弾いてみたりとやっても手入れといえば触ったところを軽く拭くぐらいでいい。

管楽器はちょっと吹いただけでも、しばらく使わないのであれば管内洗浄してオイルやグリスを塗り直したりポリッシュで磨いたりちゃんと手入れをしておかないと大変なことになってしまう。

実際、手入れするのが億劫でコルネットもスライド・トランペットもポケトラもめったに吹くことはありません。新たにメイン楽器を手にしたらRV-GBもそうなってしまうだろう。(4335に関しては丹念に手入れして仕舞ってから3年半吹いていません。)

私がXOを使い続けているのは、たまたまXOを選んだからです。

しかし、購入するにあたりBachやYAMAHAも試奏した上で何かをXO RV-GBに感じた。けっしてBachやYAMAHAを気に入らなかった訳ではありません。どちらも魅力あるいい音でした。

やっぱり、せっかく惚れて買ったこの楽器を使わなくなってしまうのがもったいない。ここまでトランペットを続けてこれたのはこの楽器のおかげだと思っています。(だってピストンの押し心地が気持ちいいんだもん*^^*

ですので、今のところは迷いなくこのRV-GBを使い続ける所存です。

と言いつつ、先日リサイクルショップでYAMAHAのXenoの初代モデルというやつが4万円で売られて
いるのを見つけてつい気になってしまった自分です。(^^;)



購入当時のXO RV-GB
う〜ん、ピッカピカの一年生!



2010年12月19日
LASKEY 70S



Bach3Cを使い始めてほぼ一年。

唇との相性はバッチリで今手持ちの中では一番吹きやすいもの。しかし、唇との相性は文句無いのに未だ割り切れないでいるのはその音色と吹奏感。

全体的にキラキラしすぎているというか、高音になるとキリキリしているようにも感じる。そして、音色に”詰まった空気”が混じっているような。

また、速いフレーズを吹こうとするとき音がついて来ないような、上がりきらないような感覚があるときがある。

約一年ほど経っても解消されてはなかった。もちろん、それを考慮にいれてもBach3Cは吹きやすいので即急に他のものを試す気持ちは湧かなかった。

でも、以前から気になっていたマウスピースはあった。それはLASKEY 70S。某楽器店の中古品のネット販売でけっこう前からおいてあるものだった。

LASKEYは元シルキーの職人のスコット・ラスキーという人物が手がけているメーカーのよう。なるほど、マウスピースの画像をみるとリムの形状はシルキーの4番リムと似ている気が。

となればBach3Cにも似ていることになる。サイズも3Cとほぼ同じよう。それで3Cより浅い。しかしながら気になるのは、”えぐり”のようなものが確認できること。

今月に入りなんだか急に思い出したように興味が湧いてきてしまったのです。中古価格¥3,980。定価では13,440円もするらしい(@@;)。このサイズの中古はなかなか見かけない。これは買ってみる価値ありと思った。

「おいおい、また買うのか?」

心のブレーキがそう問いかけてくる。

「ふっ、男っていうものは一度冒険心に火がついてしまうと簡単に消せないのさ。理想をつかむためなら、それはプライスレス!(By Master Card ^ ^;)」

というわけで昨日注文して、本日届きました。

LASKEY 70S
カップ内径0.670インチ(17.02mm)
ラスキーのナンバーはインチ単位の少数点第2位と第3位で表されるよう。例えば0.670インチなら70、0.665インチなら65というぐあいに。
ラスキーのSカップはラインナップの中でもESカップの次に浅いようである。シルキーのAカップほど浅くなく、YAMAHA EM1よりほんの少し浅いぐらいで私的にはまったく浅く感じない。むしろちょうどいいぐらいと思える。
よく見るとリム幅はBach3Cより薄いよう。口にあてた感覚はBach3Cよりちょっと大きい感じでBach1Cとの中間ぐらいの大きさに感じる。

さっそく吹いてみたファースト・インプレッションは、

おお、吹きやすい!(@o@;)

レスポンスが非常に良い。息に音がピッタリついてくるような感じ。浅いおかげか早いフレーズをしっかり捕らえてくれる。

しかも、浅いカップなのに深いえぐりがあるせいか低音もペダルも鳴りやすい。Bach3Cより出しやすいかもしれない。

ラスキーの標準スロート径はシルキー、バックと同じ3.66mmのよう。でも、大きい口径のせいかえぐりのせいか、吹いた感想はそれ以上に息抜けがよく感じる。

ただ、今のところ高音はちょっと出しにくく感じる。ミドル・ソ以上になると出しにくい。

これは明らかにBach3Cと違うマッピ筋を新たに育てなければいけないことを示唆していると感じる。

でも、このLASKEY 70Sは音色も吹奏感も私好み。このマウスピース用のマッピ筋を育めば高音だって出るようになるだろうと思える。しかし、それには少し時間が必要であろう。

というわけで本日より「LASKEY 70S強化期間」を開始しようと思います。






2010年12月26日
経過一週間



LASKEY70Sを使い始めて今日で一週間。Bach3C
は使わないでLASKEY70Sだけ使っています。

初日よりは高音も出せるようになってきました。しかし、シャローカップなのに思った以上に高音は出しにくいよう。ハイ・レまでは9割ぐらいいけるが今のところハイ・ミまでの到達率は30%ぐらいでしょうか。

そのかわり、ダブル・ロー&ロー領域は思っていた以上に出しやすい。なんというか安定していてコントロールしやすい。

しかし、やはり大口径のせいでまだ確固たるアンブッシュアを見出せない。ときおり、ハイ・ドも出せないときもある。その確固たるアンブッシュアさえ確立できたらもっと高音も出せるような気がしています。

とりあえず、高音の試みをした後に全体的に音が出にくくなるような症状は現れない。これはまだ希望が持てます。

まだ一週間ですからね。もう少しLASKEY70Sで様子みてみます。







2010年12月31日
大晦日ですねぇ



今日は使わないでおいたBach3Cを久々に吹いてみました。はじめ、ラスキーの方が息抜けがいいと思ったがBach3Cの方が抜けがいいよう。音量も3Cの方がデカイ。

抵抗はLASKEY70Sの方があり、Bach3Cの方が少ないといった感じでしょうか。

その抵抗と大口径のおかげでLASKEY70Sの方がダブル・ロー・ファ#からミドル・ソまではBach3Cより安定していて吹きやすく感じる。

ただ、高音になるにつれて音が細くなる感じです。ハイ・ドぐらいでもけっこう細い。う〜ん・・・これは使い慣れて時間が解決してくれることでもない予感も。

でも、ダブル・ロー・F#からミドル・ソまでのこの安定感は捨てがたい。下に音域が広がった気分。この音域だけを使うのであれば音色もラスキーの方が好みで吹きやすい。ラスキー用のアンブッシュアさえ確立できたら、きっと。

今のところ、LASKEY70Sにかけてみたい気持ちの方が7:3ぐらいで優勢です。もうちょっと様子を見てみたし。


いや〜、あっという間に大晦日。今年はあんなに暑くて、もしかして冬など来ないのではと懸念すらしてましたがこんなに寒くなっちゃって。(^^;)

鹿児島では大雪らしいですね。緯度的には関東より南なのに不思議な感じです。関東地方は晴天で大掃除日和でした。

あと2時間ほどで新年を迎えるこの時間に言う言葉ではありませんが(^^;)

それでは、よいお年を!



 




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