Top about this site Profile BBS Mail Link
トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




2013年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
   
back next

<< 日記index >>


トランペットの音域表


2013年4月7日
YAMAHA EM1 強化月間



YAMAHA BOBBY SHEW-JAZZに出会ってからその吹き心地と音色の良さ、そして、何か新たな可能性を感じメインマッピと致しました。

しかしこのマウスピース、調子のいい時と悪い時の差が大きすぎるのです。私がマウスピースを唇にあてる時、大きく3つのイメージに分けることができます。

図1が調子のいい時のイメージです。マウスピースを唇にあてた時、こういうイメージが頭に浮かぶと今日は調子がいいだろうと音出しをする前に大体分かるのです。

それが、図2の様にリム幅が細く感じるときは「今日はダメかもしれない・・・」と思うし、実際調子は良くない傾向が多いのです。

やりたいことがあるのに、その日はお預け状態になってしまう。SHEW-JAZZに対する期待が大きすぎるので、「お預けの日」の時のフラストレーションっぷりも大きくなってしまうのです。(-"-;)

「今日の調子はどうなんだ?」とマウスピースを唇にあてようとするたび、ドラムロールが鳴りだすような感じです。

良い時は本当に良いのです。でも、図2の日はまずダメなのです。時間が解決してくれるものかと思っていたのですが、いつまで経っても平行線っぽい・・・

季節の変わり目あたりから唇が柔らかい様な状態となり図2の日の割合が多くなっているような気がします。(フラストレーションも、さらにドン。(-"-;))

とにかく、安定性が欲しい。日によるギャップの差を狭めたい。そうでないとトランペットを続けるモチベーションがどんどん下がってしまって続けられなくなってしまう気がしてしまう・・・

たまに図3の様な日があるのですが、この時は高音が特に調子良くなるのです。「強制的出音奏法」を録音した時もこのイメージの日だったのです。

そういえば、図3の感じはYAMAHA EM1を口にあてたときのイメージに似てたなと思ってみたり。EM1、今の自分にはもう小さすぎてムリと観賞用コレクションと化していたマウスピース。

EM1はエリック宮城氏ご本人をはじめ、ハイトーンを得意とするプロ、セミプロなども多く使用している。やはり、それなりの理由があってのことなのだろう。

エリック宮城氏は始めから小口径にこだわっていた訳ではなくて安定性を求めていったら小口径になったと語っていたような記憶があります。

「夢でもいいから吹けたりしないかなぁ・・・」とすがる思いで久々に試してみたのです。

すると、
「めっちゃ吹きやすい!?」(@o@;)

このマウスピースは今から5年前、トランペットを始めてから2年目の時に購入したものです。あの時も吹きやすいとは思っていましたが、強化月間などまではしませんでした。

何故なら、始めは音が出せるのに5〜10分ぐらい吹いているとまるで音が出なくなってしまうのです。しかし、あえて「自分にはムリ」と断定したくなかったのです。最後の切り札と言う可能性を残しておきたかったのです(使うことがなくとも)。

今、ようやくこのマウスピースのコンセプトが理解できたような気がします。確かに、小さいから無駄なことをせず唇の先端に集中できる。

それは単に小口径だからという理由ではなく、大口径での無駄を省略するため工夫されているという感じというか。とにかく、おかげで広い音域が楽に出せるのです、ヤバイ。(@@;)

もう、これはEM1に賭けるしかない!

というわけで、5年越しの「EM1強化月間」を始めたいと思います。

と言いつつ、VIZZUTTIモデルのように日にちが経つたび吹けなくなる可能性も無い訳ではないので、調子が良いと思える現時点での録音をしておきたいと思います。
課題


YAMAHA EM1でロー・ドからダブル・ハイ・ドまでの録音


使用楽器:XO RV-GB
使用マウスピース:YAMAHA EM1

使用マイク:SHURE SM57

演奏時間:22秒
録音日:2013年4月7日
ロー・ドからダブル・ハイ・ドまでの3オクターブをミュート無しで録音してみました。

ハイ・ラ、ハイ・シはうまく鳴ってくれませんでしたが、ダブル・ハイ・ドはまともに当たってくれました。今のところハイ・ソまでは曲で使えそうです。

果たして、希望の光となってくれるか?
期待してますぜ、EM1!



 



2013年4月14日
決定、EM1



EM1のみを一週間使い続けての感想です。SHEW-
JAZZで振り回され続けた日々の調子の波が嘘のように収まりました。

例の、日毎にどんどん音が出なくなってしまう現象は今のところありません。どうやら、大丈夫のようです。

EM1は、べつに5年ぶりに試した訳ではなく年に2回ぐらいちょこちょこ試していました。(絶不調に陥るとすがる思いで色んなマウスピースを引っ張り出して試したりしているのです^^;)

EM1はいつも「やっぱりムリ・・・」と言う結論になってしまうのでしたが、今回はイケそうと思いました。それはSHEW-JAZZを使うようになってマウスピースのセッティング方法が変わった影響だと思えるのです。

Schilke10A4aやBach3C等、長年の私のセッティングの仕方は、まず始めに上唇のカドをマウスピースの内径の縁に引っ掛ける様な感じでした(加圧するときは上唇より下唇の方を強めにします、差し歯ですので)。

いわゆる、「先端フック」です。しかし、SHEW-JAZZ
ではこれまでの「先端フック」では上手く吹けないのでした。

いつの間にか、SHEW-JAZZでは上唇、下唇を同時に均等にカップの真ん中に収まるようにセットするという風になりました(この方法でも、加圧するときは上唇より下唇の方を強めにします、差し歯ですので)。

EM1もこのセッティング方法で吹いてみたのです。そしたら、「先端フック」の時とはまるで違う感覚で、すんなり音が出てくれたのです。

何というかSHEW-JAZZでは筋力で支えていた部分をEM1ではマウスピース本体がカバーしてくれている感覚なのです。

とくに高音域での持久力は格段にEM1に軍配が上がる。しかも、ロー・ファ#もEM1の方が自分的には出しやすい。

あと、EM1の抵抗感はXO RV-GBと相性バッチリとつくづく感じます。音抜けのいいXO RVシリーズはスロートが直線型の方がコントロールしやすいかもしれませんね。

しっかし、SHEW-JAZZとEM1はサイズも形状もまるで違うはずなのに、私の中では併用可能なぐらい似ているマウスピースなのです。不思議。

面白いのが、こんなに小口径のEM1を吹き込んでいたのに確実に大きめの口径であるはずのSHEW-
JAZZも以前と変わらず吹けるということなのです。

とにかく、本日よりメインマウスピースはEM1としたいと思います。(SHEW-JAZZはサポート用として)
YAMAHA EM1
YAMAHA EM1
リム内径:16.02mm
シャロー、ディープ、大口径、小口径、自分の理想に近づけるものであるなら私は何でも構わないのです。吹きやすかったらそれだけでトランペットを続けるモチベーションは上がるのです。





2013年4月21日
チーチーソングの共振拒否?



ただ出すだけなら、ダブルハイCは以前よりもだいぶ距離が縮んで来た感じがします(まだまだ、全然簡単なことではありませぬが)。

しかし、相変わらずダブルハイCはピタリと留まってくれず暴れまくる始末。そういえば、ミュートを付けないときはそんな風にはならないと気づきました。

それで、もしかしたらチーチーソングの持っている固有振動がダブルハイCを拒絶している原因ではないかと思ったりしだしたのです。

チーチーを着けてダブルハイCを狙うと、何というかまるで2本の磁石で同じ極どうしを付けようとすると弾かれるのに似た感覚があるのです。

チーチーを装着してもピッチは若干上がるものの、トランペットの長さとしては影響していないよう。チーチーソングの全長は約11.6cm。楽器と接しているコルク部を考えないことにすれば約9.3cm。

マウスピース同様、その全長の短さから共振を起こすには結構な振動数を必要とするので通常の音域では問題はない。しかし、ダブルハイCぐらいになってくると理論上、9cmぐらいの長さでも共振が発生してくるはず。

ちょっと、チーチーソングで共振を起こす術が見つからないので代わりにマウスピースを使って基音を測定してみることにしました。
今回測定するマウスピースはYAMAHA EM1、全長約8.8cm。このマウスピースを共振させる方法は、シャンクエンドからフルートのように息を吹き込みます。

録音してみました。
YAMAHA EM1での基音の共振の録音


使用楽器:YAMAHA EM1

使用マイク:SHURE SM57

演奏時間:6秒
録音日:2013年4月21日
これをAudacityでスペクトラム表示させてみました。(このサイトのmp3変換はすべてこのソフトで行なってます。多機能なのにフリー、すごく使えます。ありがたや。m(_ _)m)
一番共振している箇所が1853Hz付近。ここがこのマウスピースの基音となる振動数。ダブルハイCの周波数は1864.8Hz。全長約8.8cmのEM1の基音はA#6、正にダブルハイC(B♭6)の音です。

ちなみに、1853Hzでの開管の理論上の長さは9.2
cmぐらいで、開口端補正は9.2-8.8=0.4cmぐらいとなりますね。

チーチーソングの全長を約9.3cmと考えると理論上の周波数は1828Hz辺り。開口端補正を考慮に入れると基音はA6(1760Hz)の方が近くなりB♭6を拒否してしまうのではないか?

その近辺はそうでもないのにダブルハイCだけ強烈に拒否する原因は、正直ハッキリ解りません。しかし、チーチーソングの固有振動が関わっている事は濃厚な気がします。

以前、楽器屋さんでチーチーを潰したりするとピッチが上がるのを防止できるとか聞いたことがあるのですが、そうすればダブルハイCでのデッド・ポイントも解消するのでしょうかね?

いや〜、そう言われても潰す勇気は・・・f(^^;)


今日は全国的に寒かったようですね。こちらは朝ちらちら雪が降ってきたと思ったら、昼ごろ本格的になり1〜2cmぐらい積っていたのに、夕方もう解けてました。4月下旬、ようやく桜もやってきたというのに驚きです。

そうそう、来週の「題名のない音楽会」では次回予告的にエリック宮城氏がスタートレックのテーマを披露してくれるような感じでした。

EM1の生みの親の演奏、楽しみです。勉強させてもらいます。


ついでに、ギターでもある特定の弦のフレットで音がしぼんでしまうような”デッド・ポイント”という現象はあったりします。逆に、そこだけすごく鳴りが良いといこともあります。



2013年4月28日
舌、改革



去年、私はアンブシュアの抜本的な見直しをしてまで高音が楽に出せるようになったとしてもそれで楽しいのか?というようなことを書きました。

それは、高音域でメロディーを吹き続けられるハイノート・ヒッターと呼ばれるプレイヤー達はどのような感覚で演奏しているのか、まったく解らなかったからでした。(ちょっともカスりもしないぐらい-"-;)

おそらく、今後トランペットを続けていっても一生解らるわけないだろうし、ハイノート・ヒッターは生まれつき高音を出すための特別な能力を持っているんだ、自分は普通の演奏が出来たらそれでいいやと思っていました。

変にアンブッシュアを変えようとして吹けなくなってしまうような事態に陥るリスクを背負ってまで求める気はありませんでした。

しかし、今月からYAMAHA EM1を使うようになって、ハイノート・ヒッターってもしかしたらこういう感覚で吹いているのではと少し解ってきた気がするのです。(ようやくカスったのかもしれません)

そりゃぁ、ハイノート・ヒッターになれるものならなってみたいですよ。そうなると、やらなくてはならないことは演奏方法の見直しです。

そろそろ、本格的に”舌”について考えなくてはならないようです。シラブルというやつです。私はトランペットを吹いているときは舌はどこにも付けず浮かせた状態にしています。

高瀬龍一氏の教本では舌の先端は下歯の裏に付けるものだと書いてあります。(それを読んでいても舌は歯に付けてませんでしたf^^;)

中川善弘氏は下歯の裏に舌の先端を固定して舌の腹でタンギングをし、高音になるにつれて口笛の時と同じように舌の腹を上げいって息のスピードを上げるようにしている、とブログで読ませてもらった覚えがあります。

きっと、口笛を吹ける人は始めから下歯に舌を付けて吹くのが自然なのかもしれません(断言出来ませんけど)。私は未だに口笛が吹けないのでそのイメージが上手く出来ないのです。

でも、高音になるにつれて口笛の時と同じように舌の腹を上げいって息のスピードを上げる、というのはなんとなくですが解る気はします。

流体力学で「ベルヌーイの定理」というものがあります。これは「流れの中では、流れの速さが速いほど圧力は低く、遅いほど圧力は高い」というものです。
(私、けつこう科学好きだったりするのです)
「ベルヌーイの定理」のイメージ図
「ベルヌーイの定理」のイメージ図
大げさな川の流れというようなイメージ図を制作してみました。ホースで水を出している時、先端を摘むと勢いがよく出るのもこの定理です。

とうとう、流体力学まで出てきましたねf(^^;)。舌を使って口の中の広さを狭めるとベルヌーイの定理により息のスピードが上がり、それを利用して音程を上げる、という感じなのでしょう・・・かな?

トランペットを始めた頃からよく「マジオ奏法」とか「タング・マジック」とか「スーパーチョップス」というワードは見かけてました。しかし、なにかいろいろ考えながら吹くのが面倒だと今まであまり興味を持ちませんでした。

ちょっと、舌の使い方の参考にしようと「タング・マジック」のホームページを訪れてみました。
http://tonguemagic.com/2010/07/post-13.html
舌一つの話でこんな膨大な文量になるのですね、驚きです(@@;)。感服いたします。これは、大変参考になります。

今まで自分がやっていたリップトリルはタングトリルとは違うものでした。しかも、自分ができるリップトリルはミドル・ミぐらいまででそれ以上はまず出来る気がしません。

やはり、更なる高みに登るためには舌の使い方を研究しないといけないようです。ビッグ・バンドなどでよく耳にする高音での高速のシェイクも舌を使っているのでしょうね。自分も出来るようにならなければ。

しかし、現時点では舌を歯の裏につけて吹くとまともな音が出ません。あと、唾液がすごく出てくる。本当にこれで音が出せるようになるのだろうか?

いや、それがトランペットの正しい吹き方のようで多くの人がそうやって吹いているのだ。とにかく、やってみることにします。

今日はエリック・ミヤシロ氏のスタートレック観ましたがやっぱりスゴイっすね。ラスト、見事にハイ・シ♭がビシっと決まってましたね。高音域の安定感ハンパない。やっぱり、氏はプロ中のプロですね。

あの曲もトランペットをやっている者にしてみたら、いつかは挑戦してみたい曲ですよね。いちおう、譜面は持っていたりするのですがinB♭譜を実音に書き直すのが億劫でまだやったことはないんです(^^;)。そろそろ、移調作業始めようかな。








BACK   <<    2013-04   >>   NEXT
inserted by FC2 system