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トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




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トランペットの音域表


2009年8月06日
「決起、”すらいど・とらんぺっ党”!?」の巻


2009年8月某日 関東某所

”すらいど・とらんぺっ党本部”



「まさか、”ぴっころ・とらんぺっ党”が与党の”とらんぺっ党”と連立するとはのう・・・」



「いくら少数派とはいえピッコロ・トランペットもクラシックでは引く手数多の正統派。我々のような”おもちゃっぽい派”と見なされたものとは組めぬと言うことでしょう・・・」



「”おもちゃっぽい派”か、切ないのう・・・

わが党は”なちゅらる・とらんぺっ党”についで歴史が古いのだが、そのナチュラル・トランペットですら昨今は”おもちゃっぽい派”的位置づけ・・・

な〜に、もちろん”ぽけっと・とらんぺっ党”は我々と組むはず。なんにせよ、あの連立与党を打ち倒すためには強力なマニフェストが必要じゃ。何かないかね?」



「ふふ、もちろんありますとも。スライド・トランペットの持ち味はなんといってもスライドによるトロンボーンばりのポルタメントでの音程変化。これはピストンバルブ式では不可能な奏法です。

これで、エレキ・ギターのようなロック奏法を奏でられればピストンバルブ派をぎゃふんと言わせて一気に政権交代も狙えられますぞ!」



「おおっ、その手があったか!!

フレーズの高速な細かさではバルブ付きには勝てぬが、ロック・ギターのようなチョーキングやアーミングみたいなスライド奏法はトランペットの中でも我々の専売特許じゃからな!」



「そう、ロックです!マニフェストは、

『スライド・トランペットならけっこうロック・ギターっぽい
アプローチができるぞ!』

です。」



「うむ、強力なマニフェストじゃ!!

速いフレーズや正確なピッチを求められるクラシック曲ではやつらに太刀打ちできぬ。うぬらの特性を十分生かすことこそ楽器には必要。これが成功できたならまさかの政権交代もありうるな!!」



「御意にござります。」


・・・
とういうかんじで、スライド・トランペットの課題曲はRock調に決まったのでありました。
(どういう感じだ?^^;)

”ini-T 小劇場”

-CAST-

すらいど・とらんぺっ党党首
Rufus君

幹事長
アルファマン

-脚本・演出-
ini-T

-Powered By-
POSER 7
Shade 10.5
Vue 6

(※あっ、本作品はフィクションです。
実在する人物・団体とは一切関係ありません。)



2009年8月12日
課題曲決定!



はたして、世の中にスライド・トランペット用の教本というものが存在するのだろうか?

いや、たとえあっても探してまで買おうとは思わないのであるが・・・(そこまでは本腰はちょっといれられないかな? f^^;)

ただ、スライド・トランペットをやるならどうしてもやってみたかったこと、それは”ギターっぽい奏法”。

そこで、自分なりに考えスライド・トランペット用の練習曲を自作してみました。J-Popsでもよく耳にすると思われる循環コードでキーはD minor。

F major&D minor、これはトランペットの特性を引き出すために都合がいいキー、なのであろう。今後とも付き合いが長くなりそうなキーでありますな。
(in B♭でならいうならG major&E minor)

スライド・トランペットでは16分音符の高速なフレーズは無理(私には)なので、テンポ150ぐらいでそれなりに速めで味のある8分音符フレーズを心がけました。

手書きの譜面を張っておきます、汚くて申し訳ありませんが(笑)。実音表記です。後日、清書したものと音源も用意したいと思います。(クリックすると大きくなります)



矢印でスラーしているところは"withスライド"というフレーズを示してます。こういうフレーズはギタリストならではの発想かも知れませんね。

じつは、”すらいど・とらんぺっ党”の幹事長に「スライド・トランペットでぜひともロックを!」と言うマニフェストを進言したのは私ini-Tであります。もし、成功した暁には比例区から出馬の確約をもらってます!
(※フィクションです)

自分で作ったくせにけっこうムズイ!それでこそやりがいがある(のかな?)!今月中のレコーディングを敢行できるように練習しまっせ!







2009年8月24日
デモ演奏



「(仮)スライド DE ロック!」の伴奏とギターでのデモ演奏が完成いたしました!

譜面も清書してみました(演奏上の都合により若干変更した箇所もありもす)。今回はギター用で実音表記です。時間が無くて簡易的な表記にしております。
課題曲:「(仮)スライド DE ロック!(Guitar版)」


使用楽器:Gibson USA - LesPaul Studio
使用弦:D'Addario EXL115
使用アンプリファ:LINE6 - POD xt Live

演奏時間:52秒
録音形式:ステレオmp3

演奏:ini-T MUSIC SKY BAND


 (※クリックすると大きくなります)
エレキ・ギターで弾くといかにもエレキ・ギターっぽいフレーズですねぇ。

9〜15小節で”cho.”と表記してあるのがチョーキングという弦を引っ張り上げ音程を上げるというギターの代表的なテクニックの一つです。

このチョーキングをスライド・トランペットなら似たような感じで表現できるのではないかと思ったわけです。

次回、いよいよスライド・トランペットの録音を敢行したいと思いまっする!






2009年8月30日
「スライド DE ロック!」



昨日はいい天気でしたね。今日は雨が降っていて肌寒いっす(まだ8月なのに・・・)。しっかし、今年はピリ辛の暑さはありませんでした。

そういえば去年もそんなに残暑厳しくなかったですよね。「スライドで暑さを取り戻せ!」ということで昨日、とうとうスライド・トランペットの録音をしてきました!

初めてスタジオ入りした"JUPITER - Slide Trumpet ST314L"。



PC&マイク&ヘッドホン&譜面、レコーディング準備OK!
スライド・トランペットの大きな特徴は音を区切るときはタンギングしなければいけないこと。そして、音程を変えるときは音ごとに管をスライドしなくてはいけない。

それには距離という物理的なタイムラグも重く関わってくる。スライドさせてからタンギングするのでテンポによっては結構もたれ気味にならざるを得ない。

そして、管には目印など無く音程は感覚的なもので取らねばならない。スライド・トランペットとはなんとも過酷な楽器なのです・・・

さて、本題の録音です。譜面もin B♭用に書き直したものも載せておきます。
課題曲:「スライド DE ロック!(Slide Trumpet版)」


使用楽器:JUPITER - Slide Trumpet - ST314L
使用マウスピース:Schilke10A4a

演奏時間:52秒
録音形式:ステレオmp3
録音日:2009年8月29日

演奏:ini-T MUSIC SKY BAND


 (※クリックすると大きくなります)
簡単にこの楽譜の解説をしたいと思います。(曲名は結局(仮)が本採用されました。笑)

スラーに"s"のところは音を切らず管をスライドさせ音をつなぐという意味です。(正しい表記法を知りません。そういうことにしてください。)

出だしにいきなり最初の難関があります。”ド”と”レ”
の間は”ポジション0”から”ポジション5”とかなり距離がありこのテンポで”ドレミ”を吹くだけでもかなり苦労しました(汗)。

9〜12小節目のところが今回スライド・トランペットでやってみたかったギターっぽいフレーズです。結構思惑通りうまくいったのではないでしょうか?(自分的にはそう思ってます・・・)

16小節目はリップ・トリルを活用しながらなだらかにスライド管を抜いていきます。この際、音程の正しさではなく”不安定に音が落ちていく効果”を狙っています。

21小節目もあえて不安定な感じで落ちていくほうが面白いでしょう。”マウス・ワウ”などで音質を変化させながらもありです。はじめはそうするつもりだったのですが余裕がすっかりなくなり出来ませんでした(笑)。

こういうフレーズはまるで酔券のように酔っぱらったように見せかけ千鳥足気味なのに的確に攻防できるような感じで奏でるのがおもしろいと思うのです。
(どんな感じだ ^^;)

24小節目はあえてタンギングなしでつなげて吹いて終わりはフォールで落ちる。荒々しい感じがいいと思います。

聞くに堪えうる録音をせねばと何テイク録ったか・・・スタジオレンタル時間以内でなんとかモノにしないと
1時間半ほど吹きっぱなし。

これが現時点での限界と見切りをつけました・・・

そして残念なことですが、どうやら前歯が差し歯のわたくしにはスライド・トランペットを今後も吹き続けるのはキビしいと判明しました・・・

9小節目のようなフレーズを吹くときスライド管をポジション0に戻すとき予期しない衝撃が前歯を襲うことがあるのです。

ぶつけないように気を使いすぎると音程変化が減ってしまい、欲張ると衝撃が発生する。まるでひとりチキンレース状態(^^;)。

このままでは「歯のポロリもあるよ!」と感じたのです。「ポロリもあるよ!」、それは「芸能人水泳大会」だけで十分なのです!!(古い・・・^^;)

この録音がスライド・トランペットでの最後の録音となりそうです・・・心残りは最後に思いっきりクリップが発生してしまっていること。無念。

ああ、自宅で録音できれば問題ないんですけどねぇ。なんかノートPCで録音するのって苦手意識を持っているのです。

ポータブル・レコーディングのためにそこまで予算を割けないのが実情。防音室その辺に落ちてないかなぁ(落ちてても運べないけど ^^;)。








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