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トランペット奮闘日記 トランペットのしくみ 音楽りろん講座 所有楽器の間 blog




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トランペットの音域表


2009年9月07日
「ハーフバルブ DE ロック!」



トランペットをやっている方なら”ハーフ・バルブ”という技はご存知だと思います。これはピストンを半分ぐらい押した状態であえて曖昧な音程音質を出す演奏方法。

これを使えばピストンバルブ式のトランペットでもロック・ギターっぽいアプローチが出来るのではないかと常々思っていました。

「スライド DE ロック!」のフレーズはこれを試すいい練習曲なのではないかと、じつは裏企画としてハーフバルブの練習も密かにしていたのです。

XO RV-GBでも「スライド DE ロック!」を演奏してみました。「ハーフバルブ DE ロック!」とでも曲名を変えましょう!
課題曲:「ハーフバルブ DE ロック!」


使用楽器:XO RV-GB
使用マウスピース:Schilke10A4a

演奏時間:52秒
録音形式:ステレオmp3
録音日:2009年8月29日

演奏:ini-T MUSIC SKY BAND
不慣れなスライド・トランペットをさんざん吹きまくった後ですっかり体力を消耗してしまったのですが、わずか4テイクで録り終えました。

やっぱりピストンバルブだと演奏しやすいっすね〜♪ピストンがついてるだけで心の余裕が全然違う(笑)。

旅行に行って家に帰ってくると「やっぱり我が家が一番!」と思うのと同じ気分でしょうか?(違うか^^;)

ピストンバルブだととっさにグリッサンドや装飾音符とか入れやすいんですよね。千鳥足もうまく表現できたかも。

聴き直してみたら若干譜面と違う箇所も・・・それもロック!時には正確さより勢いも大事ということなのです!!(言い訳です^^;)




2009年9月20日
楽器の抵抗とハイトーン



今自分が持っているトランペットはそれぞれ吹いたとき楽器の抵抗が違っている。

ハイトーンが一番出しやすいのはXO RV-GBである。YAMAHA YTR-4335Gとポケット・トランペットはSchilke10A4aをもってしてもハイ・ファぐらいでハイ・ソまで到達するのはかなりきつい。

やはり、楽器の形状による息にかかる抵抗が要因であると思われる。

トランペットにおいてチューニング・スライド管の形状は抵抗に大きく関わっていると思われる。

YTR-4335Gのチューニング・スライド管は上級のクラシック奏者でも愛用者が多いBach 180ML37などと同じ”コ型”。これは適度な抵抗を得られブレスのコントロールがしやすくなる。

RV-GBのチューニング管は”U型”。あと、全部のスライド管がリバース式でブレスの抵抗を抑える要因になっているだろう。

そういえば、ホルトンのメイナード・ファーガソンモデルも”U字型”であった。やはり”U型”の方がハイノートヒッター向きなのかもしれない。

でも、エリック宮城モデルYTR-8340EMは”コ型”のようである・・・

ハイノート・ヒッターと呼ばれるプレーヤー達はダブルハイ・ソまでも出せるという。エリック宮城氏もそうなのだろう。うーむ、やっぱりチューニング・スライド管は関係ないのか?(-"-;)

ポケトラはやはり巻き過ぎ(笑)。あと、ボアサイズも小さいのも加わって抵抗は大きい。ハイ領域はかなりか細くなる。

ポケトラより抵抗の少ないRV-GBの方がハイ領域は出しやすい。それで以前は「抵抗が少なくなればなるほどハイトーンが出しやすくなるのでは?」という仮説を抱いていた。

”トランペットのしくみ”のページのCGのように一切巻かない真っ直ぐな楽器なら抵抗は少なく高い音が出そうな気がしていた。

そんなときに入手したスライド・トランペット。これも直管ほどではないにしろ、通常のトランペットよりはかなり抵抗は少ない。

そしてスライド・トランペットを吹いて分かったこと、抵抗が少なすぎてもハイトーンは出しにくいということだ。

ハイ・ファぐらいまでは出せたが実用的には「スライド DE ロック!」で使ったハイ・ミぐらいであろうと思える(私的には)。

もちろん、吹奏感がまるで違うことによる不慣れさと練習不足もある。しかし、全体的にハードプレスがちになるのは確か。それは抵抗の分をカバーするためなのか?

抵抗が少ないと体力を消耗しやすく安定した演奏が難しい、ような気がする。トランペットと言うものは適度な抵抗も必要不可欠なのだなと分かったのでありました。

あ、そういえばスライド・トランペットもボアサイズは小さい。コルネットも小さく、そしてハイ領域は出しにくい。もしかするとボアサイズも高音の出しやすさに関わっているのだろうか?う〜ん・・・(-"-;)



J.Michael TR-400PSLとXO RV-GBとの貴重な2ショット




2009年9月27日
異ポジ同音



スライド・トランペットを演奏する際に積極的に使ったもの、それは”異ポジ同音”である。

トランペットではピストンの押し方が違えど同じ(近い)音を鳴すことが出来きるものがある。例えば、通常開放で出すロー・ソは1+3番、ミドル・ドは2+3番など。

異なるポジションでも同音なので勝手に”異ポジ同音”とでも呼ぶことにしよう。

ピストンバルブ式トランペットではなるべくピストンを押さえないポジションを選ぶべきであろう(ただし、私はハイ領域は判りやすさのためミドル領域と同じ運指にしている)。とくに3番管を使うとき音程に狂いが出やすい。

ミドル・ドを例にとれば開放(何も押ない)と2+3番で出す音では後者の方がピッチは低くなる。

ジャズではあえてこれらを交互に繰り返し”トレモロ奏法”としてよく使われている。トレモロ奏法とは例えば木琴などで音を擬似的に伸ばすため細かく叩く奏法である。

タンギングとバルブで音を区切るのでは音と音の繋ぎの間が違う。トレモロをするなら、バルブの方が機械的で早く、しかも若干ピッチも変わり面白い効果が得られる。

スライド・トランペットでは移動距離が長くなるとその分時間がかかり、しかも音を当てにくくなる。それで同じ音なら近いに超したことはないというわけである。

それで異ポジ同音の出番でなのあるが不慣れな私には事前に確かめておく必要があった。これがアドリブでもとっさに出来るようになればスライド・トランペッターとして一人前なのであろう。

そして趣深かったのは、最後のハイ・ミは”基音ドの第10倍音(ポジション0)”では何故かとても出しにくく”基音ラの第12倍音(ポジション3)”を使わざるを得なくなったことである。

倍音というのはオクターブ、完全5度上は完全な和音を保てる。そういうことも関係しているのであろうか?

トランペットという楽器はピストンバルブで管の長さを変えて演奏していると普段意識しないで吹いている人も多いはず。

私も高校時代にチューバを吹いているときはそんなこと意識したことがなかった一人です。(^^;)

否が応でも管の長さを意識せざるを得ないスライド・トランペット、自分的には良い勉強になりました。

かくして、また新たにいろいろ学びつつ「すらいど・とらんぺっ党」の熱い夏は終わりをむかえたのでありました。(今年は冷夏でしたが・・・^^;)






2009年9月29日
「スライド DE ロック!(カラオケ)」



せっかくなので、今回の「スライド DE ロック!」で使用したカラオケ音源を揚げておきます。もし興味がある方がいればチャレンジしてみてください。

inB♭と実音表記の譜面も一緒に揚げておきます。
「スライド DE ロック!(カラオケ)」


使用音源:YAMAHA MOTIF-RACK

演奏時間:52秒
録音形式:ステレオmp3

演奏:ini-T MUSIC SKY BAND
「スライド DE ロック!(in B♭)」


「スライド DE ロック!(in C)」




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